2011年12月3日土曜日

2日(金)雨のち曇り ・・・半年前の今日

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今朝は、昨日よりも寒かった。


半年前の今日・・・雨戸を開けると6月2日と同じ小雨がちょっと降っていた。

しかし・・・大偉の姿はない。



声をかける大偉がいない。



今日は、朝お客様に直行して、一旦事務所に戻ってから豊洲にある親会社に行く予定だった。


半年前も、豊洲で打合せをしてた。


事務所に戻る有楽町線の中で、家内からの電話とメール。


意識ない・・・



その時と同じ豊洲に向かう予定だったが、緊急対応が入り外出が中止となった。



携帯のアラームをONにした。


16:10と17:40。




16:10・・・大偉が事故をした時間。

手前のENEOSに映っていた時間とスピードから警察が割り出した時間。

17:40・・・搬送先のベットで死亡を告げられた時間



あれから・・・月命日には早く帰っていたんだけど今日は、帰る事ができなかった。


会社を出たのが、PM9:00過ぎ。


家に帰り、あまりの寒さにお風呂に入り、11:30くらいかな大偉とみるちゃんに挨拶をした。



あの日は、ものすごく大変だった。


ベットに疲れて寝ているように横になっている大偉の顔を思い出すよ。


自分の子じゃないかと思ったけど・・・顔が大偉だった。


間違なく、大偉だった。



今でも、信じられないよ。


全く、実感がないんだよね。



左側にある、大偉とみるちゃんの遺影に目を向けると、「手紙」があった。


いつもメールをくれる子からだった。



一生懸命頑張って、家まで届けてきたんだろう。


中々、受入れられない・・・心の整理がつかないまま。


寒い中、来たんだね。


ありがとうね。



私宛にも、手紙が・・・。


大偉のお父さんへと書いてあった。


今まで、電話やメールをしてもらって迷惑だと思ってないですよ。


事故、当日もたくさん電話してくれましたね。・・・最後まで。


手紙も気にしないで、自分のペースで書いてくれればいいんじゃないかな?


こちらの事は、気にしなくてもいいです。嬉しいです。


自分が、来れるようになったら会いに来てくださいね。ゆっくりで構わないから。


手紙は、大偉の遺影の横に置きました。



大偉っ!

今日は、ちょ~寒いよね。

夏服しか持たせてあげなかったから、大丈夫かな?

大丈夫なわけないよね。

みるちゃんを抱っこすれば、ちょっとは温かいよ。


みるちゃんは、ブルブル震えてない?


二人とも寒がりだから、家に戻ってきなよ。

こたつあるから。


休んでいって。


明日は、審査稽古だぞ!

遅れるなよ。


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