2011年7月17日日曜日

16日(土)晴  七七日忌法要・・・だいい、

  平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
  六月二日
俗名 田中大偉
  享年十六歳


今朝は、朝からものすごく暑い。ウグイスの鳴き声はせず・・・。
5時半・・・車に乗り、大偉の事故現場に向かった。ものすごい車の量だ。

先週、たむけたお花を整理し、買ってきた花束を二つとお線香をたむけた。
昨日、送られてきた大偉へのメッセージを心で読んで聞かせた。

肩を、震わせながら涙が溢れ出た・・・。大偉~。

家に帰り七七日忌の最後の準備を行った。

お花を飾り・・・


11:00からの法要のため親族が集まった。


七七日忌法要のお経をあげていただく、お寺さんが来られた。

お通夜、告別式とお経をあげて下さった、大偉の妙法を名付けていただいたお寺さんで同じ住職だ。

よかった。


定刻より、少し前だったが、妙法 清澄院日大信士 俗名 田中大偉の七七日忌の法要が始まった。

沢山、お経をあげていただいた。ご祈祷もしてくださった。

最後に、集まった親族一人一人に巻物の経本で身体に触れて邪気を祓ってくださった。

お寺さんからのお話し。

お通夜、告別式の時の娘の姿を覚えていらして、娘に、今回は亡くなる順番が少し変わってしまったけれども、お兄ちゃんの分まで生きていかなければならないよと優しくお言葉をかけて下さった。
娘も、小さくうなずきながら涙を流していた。

この世の中、全て必然。偶然はない。

大偉が亡くなったのも必然なのだ。

人間は、生かされているんですよ・・・たくさんのご先祖様に守られながら。

何処にいてもいいから、手を合わせる事が大事。思い出してあげる事が大事だと・・・

年齢に関係なく、色んな話しを聞く事、耳を傾ける事は大切で、あの時こんな事言ってたなぁ~と思い出す。
脳裏に焼きついているそうです。
大偉が生きていたら、どんな判断をするだろう?どんな言葉をかけるだろう?ちょっと違う見方、考え方をするだけで、進むべき方向や結果が、がらりと変わる。
少し、引いて物事を考えるのが大事なんですよと言っておられた。

人間にも必ず死がある。避けては通れない。
この死で、人間は一回りも二回りも成長するのだという。


この先、大偉が生きていたらどうしていたかな?どんな言葉をかけてくれたかな?と思いながら・・・
私達は顔をあげて前を向いて歩いていかなければならない。生かされている気持ちを持ちながら・・・

今日から、大偉は仏様となった。私達、田中家のご先祖様となった。


会食のため、移動した。

大偉を偲びながら・・・

本当に早い生涯だったが・・・

昔、大偉と旭山動物園に行った事、バイクで遊びに来た事などなど・・・

家内の親父が「私は、大偉とビールが飲みたかったなぁ~」と言った。
義兄も、大偉が亡くなった日に同じ事を言っていた。

そうだよなぁ~。
お父さんも飲みたかったよ。
二十歳になったら、一緒に飲もうな!大偉。

ずっと、進む道を見ていたかったよ。

その後、全員で大偉のお墓になる場所を見学し別れた。


田中大偉・・・
家内が、名前をつけてくれた。生まれる前から、大偉、大偉と話しかけていた。
始めて、名前を相談された時「だいい?」あまり聞きなれない名前に、???だったが、電車の中で、だいい、だいいと繰り返し呼んでた。
家に帰り、「大偉」に決めようよと伝えた。

大・・・心も、身体も大きく育ってほしい
偉・・・人として内面が優れているいる人に育ってほしい

田中大偉・・・1995年1月28日生まれ。(16年4ヶ月5日)
いい男を亡くしてしまい残念でたまらないよ。


「だいい」ってものすごく、いい響きだ。

この名前をつけてくれた、家内に感謝している。

ここまで育ててくれた家内に感謝している。

娘にも感謝している。

私達をいつも支えてくれた、両親に感謝している。

兄弟にも感謝している。

遠い、親戚にも感謝している。

指導して下さった先生方にも感謝している。

そして・・・

何よりも

同じ時を過ごして下さったお友達に感謝している。

みんなありがとう!

・・・ありがとう!

大偉!ありがとう。
この思いを「君に届きますように」

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