平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
am4:06分。ようやく金曜日のブログを掲載した。
最近は、その日にアップしていないし、普段から半分徹夜みたいだし、日付と曜日の感覚と出来事が、昨日なのか?今日なのか?ごっちゃになってしまう・・・
今日は、合気道の少年部の審査が行われる・・・
ウグイスが何か優しい口調で話しかけている。
稽古帰り、K夫妻より「お花」、「ビデオ」、「写真」をいただいた。
ビデオは、昨年(H22-5-16)舞浜体育館で行われた合気道演武大会が記録されていた。少しだけだが少年部の子供達と一緒に演武をしている大偉の姿があった。
大きくなってからは、ビデオに残す事がなかったので嬉しかった!本当にありがとうございます。
pm4:30ごろ、2011年6月2日 交通事故を起こし搬送されてきた慈恵医大柏病院に治療費の支払いのため来た。
当時の状況が頭をよぎる・・・
この時間は、大偉は病院に搬送されてきたのかなぁ?それとも現場にいたのかな?救急車の中で治療を受けながら走っていたのかな?・・・
常磐線快速が柏に着く。1、2番線へ走って向かった。取手方面の各駅電車が到着し出発するのが、pm5:18(pm5:15に家内へメールを送信する)
家内は、pm5:17に病院につき、7分後に救急搬送された入り口に着いた。
中
救急
まだ会えない
私は、北柏駅に着くとタクシーに乗り込み病院へ向かった。
到着した時間は多分pm5:30頃だったと思う。
今日も同じ正面玄関から入った。
右手奥には、自動支払機・・・ここにいた事務の男性に「救急で搬送された、田中大偉はどこですか?」と聞き、長い廊下を脇目もふらず靴音だけを残し、走った事を思い出した。
支払いが終わり・・・
自動支払機から・・・・救急搬送される治療室の入り口まで歩いた。
一番奥の待合室で、不安な顔をしている家内が待っていた。
救急救命士の方から案内されて入った入り口。
会社の上司に亡くなった事を電話した場所。
病院に車で向かっている家内の親父に、家で待っている母と娘を連れて病院に来るように伝えた場所。
私の実家に電話した。母が出て亡くなった事を告げた場所。
柏警察交通課、刑事が次々を入ってくる光景。
救急救命士の方から大偉の搬送先ベットへ・・・救命士全員がこちらを向いている姿。
一人の先生が近づいてきて大偉と会った時の事。
変わり果てた大偉だった。
「お前、何やってんだよ!」
「どうしっちゃったんだよ」
「大偉、戻って来い!戻って来い!」と叫んだ
「先生、大偉を助けて!」
「まだ、生きているから・・・」
「人の事ばっかり助けて・・・、大偉・・・」
大偉の顔に近づき、何度も、何度も叫び・・・呼び続けた。
家内は大偉の右手が冷たくならないように、さすり続けている・・・
pm5:40・・・担当救命士から・・・「死亡」が告げられた。
家内の親父、母、娘を面会出入口で出迎え大偉の所に連れて行った。
学校の担任が駆けつけた・・・
友達が来た・・・
涙が溢れて、溢れて・・・悲しい。
帰りに事故現場を寄り、お花をたむけ、お線香をあげた。
家に帰り・・・お友達からメールが入った。
何日か前に、大偉の夢を見たという内容だった・・・。
今夜は夜空が綺麗な日だった。
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