2012年3月18日日曜日

18日(日)曇り・・・漕いでいこう。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨夜は、家内とちょっと飲みすぎたかな?

子供達の小さい頃の話や、自分達が小さかった頃の話し・・・

久しぶりに飲みながらたくさんお話しをした。

途中から大偉も参加してね。


写真を見ながら・・・何でかな?と思いながら。


H-shiにメールを返信した後もまだ飲んでいた。

あした、K-skeと審査をするのにまったく緊張感のないお父っ。


気がつくと・・・3:30am

リビングで寝ちゃったみたい。


着替えてから布団にはいり・・・7:00am起床。


いつも通り、大偉とみるちゃんに挨拶をして朝ごはんを食べて中央武道館に向かった。


新浦安のお散歩バス乗り場には、I-kwaさんもいた。


9:20am到着。

いつも通り、大偉の帯を腰にまき、早速稽古開始。


基本技・・・指定技、自由技。


10:50am定刻通り審査がはじまった。

1組目・・・

基本動作が始まり、私は横で待機。

H-shiもここで、T-kmiを見守っていたに違いない。

向かい合っての号令で位置についた。

規定技二本。

指定技二本。

自由技。

無事に終わった。

横で待機しながら、N-nhaも三年前にここで審査を受けたなと思い出していた。

本人曰く、緊張もなくひょうひょうとやってのけた。


T-kmiもK-skeよく厳しい稽古についてきてくれた。

決して、少年初段をとる事が目的ではないが、入門した年齢により審査の回数が

決まってしまう。

また、初段は技も多く立続けで審査を受けられる事もできない。

だから、すべの条件がそろったごくごく一部の子供達でないとこの中央武道館には

たつ事ができない。


何度も、先生と相談し子供達の気持ちを切らさないように・・・

何度も何度も注意し、何度も何度も注意されながら、教えるほうも教わるほうも

歯を食いしばりながら、朝は早くから夜遅くまで・・・子供達は良く頑張った。


仕手・受けで審査をさせようと当初は稽古をしていたが、仕手だけでいこうと判断した

のが、3週間前・・・・とは言っても最後の稽古まで4回しか残っていなった。

間に合うのか・・・心配だった。

もしかしたら、良い結果にならないかもしれない。

子供達に傷を負わせてしまうかもしれない。

お母さん方にメールし、道場まで来ていただき実際に状況を確認していただいた。

でも・・・最後は挑戦し続ける事を決断した。


劇的に伸びる事はないが、前々回よりも、前回とだんだんできてあがってきて

いるのは指導しながらわかる。

不安そうに私達の顔を覗き込むが、決して弱音を吐くことなく小学生最後の審査。

少年初段を受けるために、中央武道館の道場にたった。

大きく見えた。

立派に見えた。

そこには不安な気持ちはなかった。

今まで稽古してきたことを十分発揮できたと思う。


いいかい・・・。

大海原に出るため、船に乗せることはいくらでもできる。

船に乗るための努力ももちろん必要・・・

そして、最後は自分の力で漕ぐ事が大切なんだよ。

自分の力で・・・漕ぎ続ける事が大事なんだよ。

道を間違いそうになったら聞いてもいい。

迷いそうになったら、一旦立ち止まって聞いてもいい。

こっちも見守っているから・・・。


この子達が二十歳になった時はどんな子になるのかね?

今から、楽しみだね! 大偉っ。



辛いこともあったでしょう。

辛く、厳しい事を言われて悔しかったこともあったでしょう。


よく最後までついて来てくれました。

よく最後まで諦めずにがんばってくれました。

本当にありがとう!


あなたの教え子は、頑張って漕いだよ。

大偉は漕いでる?


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