平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
清水公園にお弁当を持って出かけた時の写真。
まるで何かを語りかけているかのように、おにぎりを持ってにっこりと
首を傾けて笑っている。
いっぱい遊んでいたのだろうか・・・汗をかいてほっぺたは赤くなっている。
こんな小さかった、だいくんが・・・
高校の写真に入れかわると、まるで別人のようなお兄さんになっている。
写真だけを見ているとずいぶんと大人になったんだね。
この前、お母さんが・・・大偉は老けて見られるんだよ!
年齢を聞くと「えっ!」と上に見えるらしい。
近くにいるとそんな事、感じないんだけど、そういわれると周りの子よりも
大人っぽい顔をしているのかな?と思う。
大偉とあの時何を話していたかは覚えていないけど・・・N-nhaがペットボトルの
お茶を飲みながら溺れていてほとんど残っていなかった事だけは覚えているよ。
あれは笑ったよね。
☆口をつけて飲んだはいいが、あまりにも勢いよくペットボトルの口から出たきたもんだから
戻せばいいのに、戻せずほとんどお茶がなくなってN-nhaはむせていたんだけど・・・・
底から見たN-nhaは、おかしくておかしくて笑っちゃったよね。
この写真を見るたびに・・・あの時、何を話していたかなぁ?
何を話しかけていたのかな?
今何を思っているのかな?
ほんとに旅に出ているのかな?
戻ってこないのかな?
まだ、幼稚園の時だとおもうけどその十数年後の姿なんて誰にも予想が
できなかった。
もしかしたら・・・
大偉が成長していく過程で・・・
家族が成長して過程で・・・
何かしらのサインがあったんだと今はそう思う。
それに気が付く事はなく・・・
それに気が付く事もできず・・・
大事な家族を二人も旅出させてしまい、本当に申し訳なく思う。
こんなに可愛いだいくんを・・・
だいくん!こっち向いてって写真をとったんだろうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿