平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
今年の24TVは、オープニングから泣かされた。
東北地方太平洋沖地震(2011年(平成23年)3月11日14時46分18.1秒)
当時私は、会社にいた。
あまりの大きさに机の下に入った。怖かった。
家に電話しても携帯にしても全くの不通。
何とか、連絡はとれたが大偉だけが取れなかった。どんな事をしても。
ようやく連絡がとれたのはそれからだいぶ経ってからだった。
ほっとした。
その1ヶ月もしない2011年4月9日未明 小さい体のみるちゃんが永眠した。(10歳)
朝、かかりつけの病院に電話して、急いでかけつけたが間に合わなかった。
車の中では、大偉がみるちゃんを抱っこして、みんなで・・・みるちゃん、みるちゃんと呼んだがが、二度と戻ってはこなかった。
はじめて、家族におきた悲しい出来事だった。
2000年8月14日に生まれたみるるは11歳の誕生日を家族で迎える事はできなかった。
その2ヶ月も経たないうちに、大偉が交通事故で逝ってしまった。
言葉にならないくらいの悲しみが、今も現実を受け止められない自分を覆っている。
普段なら、寝坊してきて「おはよう」って起きてくるのに・・・
みるるとじゃれて遊んでいるのに・・・。
優しい子だった。
笑顔がいい子だった。
友達の悪口は、家では聞いた事はなかった。
大偉とみるるは、仲良しだった。
東北地方太平洋沖地震で亡くなった家族、親戚、恋人・・・色々な沢山の方が亡くなられた。それでも、前へ前へ進んで行かなければならない・・・。
辛くても。
苦しくても。
前へ。
今年は、みるる、大偉の事もあり余計に見てて泣けた。苦しかった。
私達家族も「前へ」と思う・・・
あせらず・・・
ゆっくりと・・・
「前へ」と思う。
まだまだ、一緒にいたかったよ。
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