2011年8月9日火曜日

8日(月)晴れ  お水・・・

  平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
  六月二日
俗名 田中大偉
  享年十六歳


今日も蒸し暑い日だった。
朝、外出先へ向かう上野駅からの歩き・・・背中がじっとり。


7月16日(土)七七日忌法要

お仏壇のご本尊に魂入れのお経をしていただいた。


大偉の小さな湯のみに毎朝水を入れるのは、私の役目となっている。

みるちゃんの時から・・・。

以前は、前日の湯のみのお水を部屋の中にある木にあげていた。

ただ、捨てるのでなく土に返すという意味で・・・葬儀屋さんが言っていたからだ。

ここ最近は・・・


新しいお水を大偉とみるちゃんにあげてお線香がなくなると、お水をコップに移し、みんなで飲む事にした。


最近決めた。


そして、また新しいお水を湯のみにいれる。

実家にいた頃、親父とお袋は仏壇のご飯を家族に食べさせた。子供の頃はあまり好きではなかったが、食べていた。
その事を思い出した。


うちでは、「お水」にした。


家内と娘は一口。

私は・・・
自分のための一口。
 この先も自分が家族を支えて行くために健康第一。

家族のための一口。
 家族が仲良く健康で過ごせるようにと。

両家の両親と、兄妹夫婦家族のための一口。
 いつも近くで支えてくれる感謝の気持ち。

親戚のための一口。
 いつも優しく見守ってくれている。 

大偉に係わった人たちための一口。
 大偉に係わってくれた方への感謝の気持ち。

大切な・・・のための一口。
 私の大切の人への気持ち。

と数えたらきりがないが、六口を分けて、思いながら水を飲む事にしている。

最後に、和室から南の方角に手を合わせる事もした。

実家の方角とウグイスが鳴いているところだから・・・。


大偉。

ちょっと助けてもらいたい事があるんだけど・・・。

お父さんが言いたい事は、もうわかっているよね?

お父さんには、力が足りなくて全部を助けてあげる事はできないんだよ。

大偉の力が必要なの。

お願い・・・大偉。

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