平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
朝、目覚ましが鳴っても中々起きれなかった。
出掛けには、雨がぱらぱら降ってきて、空はどんより・・・
駅まで、車で送ってもらった。
空が、どんよりしていると心まで暗くなっちゃう。
会社までの道のりを、相田みつをさんの「育てたように子は育つ」を読んでいた。
1999年2月20日 初版発行
1999年9月20日 第十版発行
結婚して5年後に発行。
その6年後に私が、海○さんからいただき、はじめて読んだ。
必然なんだな。
このタイミングだったんだな。
大偉が亡くなってから暫くして知り合った人と、毎日連絡をとっていた。
大偉の事や、たわいのない話しなどしていた。
私の知らなかった事など・・・。
今日は、わざと私から連絡するのをやめた。
この人と連絡するのをやめたらどうなるのかな?
この人から連絡がこなくなったら、どんな気持ちになるのかな?
大偉の事を知っている人から連絡がこなくなったら・・・・。
このまま、連絡を取り続けていいのかな?
迷惑にならないかな?
と思うと・・・・。
でも、夕方に私からメールをした。我慢ができず。
今日一日、とても辛かった。
自分が勝手に思ってしたんだけど、理由を告げると悲しんでいた。
明日から、今まで通り連絡をする事に決めた。
連絡をしなくなったり、来なくなったりするのは、またその時期が来るだろう。
わざわざ自分から、そんな事をしなくても・・・・
私の大切な人だから・・・
大偉。
それでいいよね?
それまで、連絡を取り続けるからね!
今度、お手紙を書こうと思うんだけど・・・
なんて書こうかな?
ねぇ、大偉。
そういえば、ウグイスが最近鳴かないのは、鳴く時期じゃないんだよね。
また、来年か。
もう少し、上手になって帰ってきてね!
お父さんね、S悟と約束したんだ。
今度、教えるね!
楽しみが、ひとつまた増えたよ。
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