平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
朝起きて、大偉とみるるのお水をあげる。
お線香をたきあげると、ドラえもんのコップに二人のお水を移し、家内とN葉は一口づつ、私は六口に分けて飲む。
毎日、お水をあげながら・・・何やってんだろう?。
これって、現実なの?
嘘みたい・・・。
悪い冗談でもやってるんじゃないの?
全く、現実味がない。
朝起きて、大偉の声はない。
会社から帰って来てからも、大偉の声はない。
2011年6月2日 16:12以降からは・・・何もない。
でも、・・・普通にいる感じがする。
特別、大偉を感じているわけではないが、事故があってお葬式をあげただけで、後は今までと同じ感じがする。
まだ、そこにいるんじゃないの?
ずいぶんと長い旅に出たもんだな!
いつ帰ってくるんだい?
本当かな?
なんて、思いながら毎日を暮らしている。
今日は昨日よりも幾分、心が安定していたが一度不安定になると中々抜け出す事ができない。
大偉の知り合いの方にメールをしたり電話をしたりして、気を紛らわす。笑いながら大偉を思う。
一度、大偉のいる世界を見学しに行きたいくらいだよ。
だって、大偉に会えないんだから・・・。
ず~っと前に、もう泣かないと決めたけど・・・
やっぱり、ダメだ。
その時がいつくるかわからないけど、泣きたい時はいっぱい泣く事にした。自然にいるようにした。
大偉。
みるちゃんに聞いた?
土曜日は、もうすぐだよ。
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